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  • 映画祭を観測するメディアとは何か

    映画祭は、作品を観る場所であると同時に、
    「人」と「空気」が交差する現場でもある。

    観客の反応、上映後のざわめき、
    登壇者との距離、会場の構造。

    それらはすべて、その場にいなければ分からない。

    本メディアは、作品そのものではなく、
    その「上映という現場」を対象とする。

    どのような導線で人が集まり、
    どのような空気が生まれ、
    どのように時間が流れていくのか。

    それを観測し、記録する。

    映画祭はイベントではない。

    ひとつの「現場」である。

  • なぜ映画祭の上映現場に入るのか

    映画はスクリーンの中だけで完結するものではない。

    上映という「場」には、
    観客の反応、空気、緊張感、そして時間の流れが存在する。

    同じ作品でも、
    どこで、誰と、どのように観るかで、
    体験はまったく別のものになる。

    本メディアは、
    その「上映という現場」に実際に入り、
    そこで起きる体験を観測し、記録する。

    対象は世界各地の映画祭。
    特にカンヌ国際映画祭をはじめとする国際映画祭において、
    ワールドプレミアという特別な場を体験し、
    その空気を外部に伝えることを目的とする。

    これは映画レビューではない。

    映画が上映される「場」そのものを扱う記録である。